12日目  11月17日(土)

塗装(2)

当初に比べれば、かなり塗り込まれました。


大まかな塗装は前日に終了していたので、この日は細部塗装に徹しました。

まず牽引車部分です。カーキャリアタイプを当初、実車実験の時に持ち込みましたが、あれからかなり変わりました。バンパーの中央部に空いた3箇所の四角い穴は、ピンバイスを使って丁寧に開けました。フロントパネルはフラットブラック系の色でスミ入れしてやると、かなり締まったマスクになります。そして自作した「危険物マーク」や「V10」マークをつければ、かなり引き立ちます。エンブレムの赤地に白文字(Hino)は丁寧に面相筆を使いました。

荷台の前部にはメッキを剥がしたハシゴパーツをつけます。また工具箱もプラバンの積層で作り、留め金具はホチキスの針で作りました。さらに真鍮線でフックも作ってあります。これらの一連の工作は3日前に行いましたが、その時の画像を撮っていなかったのでここで紹介します。

基盤から外した金属パーツは、折り曲げてその円形部分にオレンジか赤のレンズを接着し荷台側面に着く(ウインカー)ランプとしました。また同様の工作で無色透明のレンズをつけて荷台後部のバックランプともしています。形状、強度ともに満足のいくパーツになりました。

これで車体は一通りの完成となりました。とりあえず全体像を多数撮影したのですが、ふと、ストロボ撮影してみると反射テープが明るく反射したのがわかりました。すぐにパソコンに取り込んで拡大してみると、とてもリアルな画像になっていました。これも大スケール(1/24)だからこそ出来ることでしょう。


バックミラーステーは0.5mm真鍮線で製作。 後輪の車軸が1本減りました。
製作を通して牽引車の構造が良くわかりました。 反射テープはこの位置に。実車(別の同型車)と比較。
荷台部分の前面にメッキを剥がしたハシゴパーツ 荷台のテールランプは手芸用の装飾品から。
基盤から外した金属パーツはウインカー基部に。 反射テープは実際にカメラのストロボ光を反射。