10日目  11月15日(木)

基本塗装(サーフェイサー吹き)

サーフェイサーを吹くとこんな感じ


ついに一通りの作業が終了しました。一気に走ってきた9日間でしたが、ここでサーフェイサーの缶スプレーを吹きます。

ご存じない方のために念のため・・・サーフェイサーというのは下地塗装にあたるもので、微粒子のパテ状のものも含まれているので隠ぺい力が強く、今回のように木材、金属、プラスチック、ビニールなど複合素材で作った模型の表面を均一にし塗装のノリを良くする効果があります。また小さなキズは埋めてくれますし、同一色になるので表面の荒れを視覚的に浮き上がらせてくれる効果もあります。色は一般的には今回のように薄いグレーが基本ですが、ホワイトサーフェイサーや赤色塗装下地用のピンクサーフェイサーも発売されています。

このサーフェイサーの効果は絶大で、ずっと悩んでいた木製表面の荒れに関してもしっかりと浮き上がったので、このあと何度もペーパーがけとサーフェイサー吹きを繰り返しました。さらに今回は蝶番部分で素材の違いが目立っていたものがキレイに落ち着き、まるで本当に蝶番の役目を果たしてくれそうな気さえしてきました。0.3mmプラバンの裏側から画鋲ピンで押しただけのピンの跡もいい感じに見えてきました。


側板にPカッターでケガいてあった平行線が
しっかりと浮かび上がってきました
1回目のサーフェイサー吹きでは表面の荒れが目立ちます
この部分を集中的に補正し、再度サーフェイサーを吹きます