5日目  11月10日(土)

荷台部分の細部工作(2)

今日も午前4:00コース・・・


何事も、集中していると時間を忘れます。この時がまさにそうでした。

繰り返しになりますが、「ここはこうして作って」という指南書が無いので、製作過程は決して効率の良いものではありません。ある所で行き詰まると、別の箇所に取り掛かったりしながら気分を変えます。そうすると良いアイデア浮かぶことが多々ありました。前日にジェッソの表面処理で行き詰まり、あまつさえ愛用のプラ用ニッパーをダメにしてしまったわけですので、この日は気持ちを切り替える意味も込めて「ハンダ付け」という新規の作業をやってみました。

現在40歳以上の男性だけ見ても、「ハンダ付けが上手い」という人はどのくらいの割合でいるものなのでしょう?皆さんは中学の技術家庭の時間にハンダ付けしながらインターホン等を作りましたか?当研究室助手はここにきて何度かハンダ付けを試みているのですが、上手く行く事の方が少なく悩みの種でもあります。「コテで溶かしたハンダを接着剤のように流し込むのではなく、対象物をコテでよく熱し、そこにハンダを当てて自然に流し込む」な〜んていうコツばかりは頭に入っているのですが、こういったものはいかに数をこなして経験でつかむかですね。

正確に寸法を測った3本の2mm真鍮棒を板にマスキングテープで等間隔に留め、あらかじめ正確に寸法を測って引いてあった直角に交わる線の上に、別の2mm真鍮棒を並べて、一つ一つハンダ付けしていきます。今回はなぜか作業が順調に進み、ハンダ付けならではの強度のあるパーツが出来ました。

牽引車のタイヤハウス部分をシャーシに取り付け、荷台のジョイント部分も取り付けるとすっかり気分を変えることが出来ました。


ハンダ付けも回数をこなしていくと出来るようになりました。 こんな風に取り付けます。
荷台下部の巻き込み防止バーになります。 牽引車の全長を縮める作業も終了。
真上から見るとこんな形になって短くなりました。 2日前は後輪は車軸が2本ありました。