11日目  6月20日(金)

甲板の塗装とマスキング

このテープ貼りだけで3時間


締め切りのことは考えず、ただ全力投球するのみと悟りをひらき、ようやく塗装が始まりました。

まずは大胆に甲板に緑色をエアブラシ塗装します。昨年製作した1/16タイガーTの“ツヤあり青”塗装が気に入っていたことや、デカールの密着度を考えて、今回もすべてツヤあり塗装することにしました。色はなんとクレオスの6番の「緑」単色、派手さの無い渋いイイ色をしています。これを3度吹きして良く乾くのを待ってからマスキングテープを貼り始めます。

この時点で手すりのエッチングパーツを使う可能性を十分残していましたから、そのスペースをあけながら慎重に貼っていきます。慣れた方ならなんでもないのでしょうが、実に3時間もかかってしまいました。このペースですと先が思いやられます。そして恐れた事が起きてきました・・・集中力が続かないのです。といっても休日であるこの日は朝の5時から夕方までぶっ続けでしたから当然なのかもしれません。とにかくマスキングテープを貼り終えて1回目のサーフェイサーを吹き終えるまでは寝ちゃダメ!を念じながらやりました。

今回使った新兵器(?)の一つに、オルファのカッターナイフ替え刃(黒)があります。これは某模型店店主さんに教えていただきそのままもらってしまったものですが中々のモノです。簡単に言えば「通常の替え刃より切れ味は鋭い代わりにすぐ痛む」という特性を持っており、通称「黒刃」と呼ばれているそうです。確かに鋭い切れ味ですので、ちょっと使ってはポキポキ折りながら作業を進めました。結果的にプラを削る時もこの刃のままだったりしています(^_^;)。

マスキング塗装の醍醐味の一つは塗装終了後にテープを剥がす事。パートパートの小目標として頑張っていきましょう!


どの向きにテープを貼るかのセンスもありますね マスキング時の道具類。中央が「黒刃」