04月15日(木)
<あと30日>

基本ボディーの組み立て(2)

だんだん、ズッシリと重くなってきて・・・。


メドが立ったとはいっても、作業は簡単ではありません。一つ一つ現物合わせをしながら進みます。

ビス留めで固定しますが、もちろん接着もします。今回はA・B2液混合のエポキシ接着剤を使う事にしました。少年期の体験で「エポキシ接着剤は高価でオトナが使うもの」という意識がしみついていたのですが、気がつけばすっかりオトナの年齢になってました(^_^;)。しかも昨今は100円ショップで売っているのですから嬉しいですよね。ちなみに当研究室助手は瞬間接着剤はすべて100円ショップで購入してます。別売りのノズルをつければ使い勝手もよく、どんな高価な瞬間接着剤にもヒケをとらないと勝手に思っています。

このエポキシ接着剤、使う直前にA、B両液を同量絞り出して混合するのですが、瞬間接着剤の使用に慣れてしまっているので乾燥時間が長いこの接着剤は製作ペースを大きく左右することが改めてわかりました。しかも乾燥するまではネチャネチャしておりまして、手や服につくと大変です(何度もやってしまいました)。まさに「一つのラインを組み立てたら、次は明日」というペースになってしまいます。

厚紙モックアップを見ながら作るのですが、プラボードは3mmもの厚みがあるので、どこでこの厚さを逃がしてやるかも一苦労です。ボンネット部分で少々歪が出てしまった(といっても1〜2mm程です)のですが、皿ネジ留めの力技で処理しました。実車を測定してデフォルメなしで正確に縮尺して製作していますが、ある程度のおおらかさがないと先に進めません。

48時間以上たってからカンナとヤスリを使って面取りを行いました。自分としては十分納得のいく形になり、後部のRもスムーズに仕上げることが出来ました。

この日の夜、突然「イラクに拘束されていた3人の日本人が解放」とのニュースが映像入りで飛び込んできました。吉報です。吉報です。でもまだ2人の日本人が拘束されています。

気がつけば、静岡ホビーショーまであと1ヶ月・・・。

(2004/04/20)


100円ショップで購入したエポキシ接着剤。 ボンネット部分の歪は力技で修正。
テールも下部がつくとイメージが膨らみます。 Rに削りだす裏側は長めの補強金具を使用。
カンナ等を駆使して面を均一にします。 テールはヤスリを使ってカーブをかけます。