04月04日(日)
<あと41日>

厚紙による仮組み

なんだか「もう出来た」ような大いなる勘違い


1週間が過ぎてしまったのですが、はっきり言って遅れています。

私事ですがこの1週間の前半3日間は帰省があり、後半の3日間は本業のシフト変更に伴うモロモロの事があって全く時間がとれず、作業が出来たのは実質この日曜日のみでした。

但し、現在は形にならないところで大きな進展が帰省中にありました。それは「ひのき」さんの事務所を訪問することが出来たことです。ホントに勝手な言い分ですが、当方の帰省初日の予定がドタキャンされてしまったので、御挨拶がてらに平日の朝9時から電話してしまいました。
助:「おはようございます。いつも突然ですいません。いえ、先ほど空港に着きました。
   あの〜、念のためおうかがいしますが、今日、少しお会いできる時間なんてあります?」
ひ:「え!?今日ですか?そうですね・・・天気もいいのでいらっしゃいますか?」
助:「じゃあ、この後出て高速に乗りますので朝10時頃には・・・」
ホントに御迷惑な話ですが、こんな感じで事務所に押しかけ昼食まで御馳走になりながら、最後には金沢市内の模型店めぐりまで「せいめい」さんにしていただきました。

ひのきさんといえば1/35戦車の超絶RC化で御存知の方も多いとは思いますが、本来はタミヤRCカー研究家として第一人者でもいらっしゃいます。初代ポルシェターボを初めとして初期のラインナップをそれぞれ3個ずつ(!)程所有なさっていた時期もあるといえば、その度合いを想像してもらえるでしょう。総所有数が数百台はあったと思われ、すべてが自作のアクセスソフトでデータ管理されています。「ああ、再販のXR311ですね、実は初版のXR311にも細かく分けるとバージョン違いがありまして・・・」と始まりました。そして「いいですね!今回の企画!こんなことをすればあんなことができますし(謎)、あんなことをすればこんなこともできます(謎謎)」と、これまた現在の助手の技量をはるかに超えたアドバイスを頂き、最終的には“使わなくなった”サーボと受信機までお土産に頂いてしまいました。

改めてこの場を借りて「ひのき」さんと「せいめい」さんにお礼を申し上げます。ありがとうございました。

さて、予定の遅れを痛感しながらの日曜日です。今回の帰省で当研究室助手は図面資料の一式を持ち帰っており、「これだけは」と仮図面だけは完成させていました。これをコンビニで等倍コピーし、厚紙にスプレー糊で貼り付けます。本来ならいきなりプラバンなどに図面を写してガリガリやるところですが、あの1/16RCメルカバをフルスクラッチなさった野沢スクラッチさんのアドバイスで、「厚紙で組んで仮組みするといい」というのを実行してみたわけです。ある程度自由度を持たせるためにマスキングテープで組んでみたのですが、一気に立体物になるとイメージが湧きあがりますね。しかし逆に強度などを考えると、今後の作業の困難さをひしひしと実感させられた過程でもありました。

(2004/04/05)


2/23スケールの仮図面が出来ました。 コピーして、厚紙にスプレー糊で貼ります。
丁寧にカッターナイフで切断。 マスキングテープで一気に組んでみます。
後部は実際には丸みを帯びます。 前部フェンダーは、この車両の特徴的な顔です。
この部分には細かいパーツが満載予定? T72とC130のパッケージを利用しました。