11月03日(木・祝)
<あと16日>

起動輪の改造

左:M4A3シャーマン 右:M40ビッグショット
両者は一見共通の車体下部に見えますが、車幅が全く違います。1/35スケールで10mmの差!
今回は単純なシングル走行を目指します。このキットのギヤーボックスを流用。
M40キットはディスプレイタイプなので、ギヤーボックスの六角シャフトが入るように
ミニ四駆のギヤを埋め込もうとしますが、0.1mm単位の誤差を拾うと上手く回わらず断念
あとで判明しますが、結果的にこのやり方をしなかったのは正解でした。
左:M4A3シャーマン 右:M40ビッグショット  キャタピラ幅も全く違います。
左:M4A3シャーマンに不要部品として入る“ディスプレイ用”の起動輪パーツと組み合わせ
右のビッグショット純正起動輪の幅を稼げることが判明し、左側の組み合わせから幅を縮める。
接着面を稼ぐためにプラパイプの切り出しを流し込み接着剤で固定
左:起動輪の完成。右側のM40ビッグショット純正品と全く同じ幅に。
六角シャフトを通してオリジナルのイモネジで固定。


テキストは少なめに紹介していきましょう

まずキモとなるのは起動輪(スプロケットホイル)をギヤーボックスに取り付けることです。M40ビッグショットに入っているパーツはディスプレイタイプなので、これのセンターを正確に出してギヤーボックスから延びる六角シャフトを固定しなくてはならないのですが、いきなり罠にはまりました。

M4A3シャーマンに付属の六角シャフトは長さが70mmですが、このビッグショットは車幅が広いので90mmほどの長さが必要です。ミニ四駆の六角シャフトが流用できるとして(後にこれはそもそも誤りと気づきますが)、そんな長いものがあったかと調べたら「ワイルドミニ四駆」のセンターシャフトが使えそうです。これでめでたしめでたしと思ったら、ギヤーボックスにシャフトを差し込む段になって雲行きが怪しくなりました。なんとシャフトが空回りするのです。


このページは「正しいM40ビッグショットのモーターライズ改造方」ではなく、「七転八倒しながらなんとか動かした体験記」です。

(2016/12/05)