11月15日(月)

タミヤフェア2004への道

思いもかけないモノも用意されていました!


2004年11月21日。聖地静岡でタミヤフェア2004が開かれます。

あの大塚先生にまで褒めてもらい有頂天になっている当研究室助手には、もう怖いものはありません。まさにお上のメインイベントに正式展示していただける事になったのです。

そしてそして、これだけでも大変なことにもかかわらず、なんとRCカーのレースにも出る事になったのです!もちろん最新のRCカーとレースをするわけではありません、「クラシックカーレース」というエキシビションレースがあるのです。念のためタミヤに問い合わせたところ、この軽装甲機動車はXR311という往年のRCカーのシャーシを使っているので「XR311・ボディー自作」という扱いで申し込みが認められ、このレースのエントリーがそれ程多くなかったのか、見事招待状も届きました!

しかし大切な事を忘れてはいけません。当研究室助手には、はっきり言って操縦技術が無いのです。RCタンクなら少々扱えますが、最大16台が同時走行するといわれるRCカーのコースで、他の方に迷惑にならないように操縦するなんて逆立ちしても出来ません。そこで先の水モノオフ会で見事な操縦技術を披露して下さったタミヤグランプリ常連の弟子60さんにお願いする事になったのです。

履歴を見ると、本番のわずか2週間ほど前に弟子60さんにメールで打診したところ「色々な意味を込めて絶句」されたあと(^_^;)、「素晴らしいです!そんな桧舞台で走れるなんて、あのスクラッチボディの下で、シャーシもきっと涙する筈っス!」との嬉しい返事をいただけました。そしてそのまま「自分も生半可な形ではお受け出来ません。全ての準備はこちらで用意致しますので、プロポ、メカ類の変更や、足周り等のシャーシセットなど、少々手を入れさせて頂く事は可能でしょうか?」との気合の文章へと繋がっていたのです。

嬉しいやら恐縮するやら・・・数日後に弟子60さんの所へおじゃまして軽装甲機動車を預けたところ、翌日からチューンナップの途中経過画像が毎日届きました。

詳細は省略しますが、XR311のシャーシには「前輪が内股風のハの字に開いてしまう」特徴があります。ある一定の重量が掛かった時に初めて左右のタイヤが平行になるというサスペンション構造上の欠点です。当研究室助手レベルの操縦でしたらはっきり言って大差ないのですが、まずはこの部分を徹底的に修正されたようです。

助手:「あの〜、エキシビションレースですし、別に速く走って欲しいわけでもないですし、無理なさらなくていいですよ」
弟子:「いえ、RCカーのレースはぶつけあいになる可能性が高いのです。もちろん自損は避けますが、相手からの危険を瞬時に回避するには操縦スティックのレスポンスを・・・」

いたく感涙したのは言うまでもありません。そして本番5日ほど前に届いたのが、このページのTOPにある特製プリントトレーナー画像でした。「趣味を思いっ切り楽しんでいるオトナ」がここにもいました(^_^)

(2005/03/30)


弟子60さん工房にピットイン! 前輪が内股になっているのに注目。
なんだか大変なことが始まりそう・・・。 このロッドの調整がポイント
巧みのワザが光ります ややややや!幻のこんなアイテムまで!!
モーターも換装されました。 どんどんグレードアップされていきます。
見事に内股も直りました! 生まれかわっての晴れの舞台を待ちます。