05月18日(火)
<あと4日>

エポキシパテによる窓埋め

操縦席は瞬間接着剤で隙間を埋めました。


そんなわけで、今回は窓を全て埋める作業から始まりました。当初はプラバンで裏打ちしてからエバーグリーンのプラ棒をカッターナイフで切り刻んで埋めようと思ったのですが、窓の幅に丁度合う棒が見つかりません。また、埋める窓の数が200個近くあることに気付き、あっさりとあきらめました。そこで次に思いつくのはラッカーパテで埋めることですが、ヒケが出ることと何より乾燥時間が長いことで却下。得意の「瞬間接着剤とプラバンの削り粉」作戦は、確かに乾燥時間は極端に短いのですが、瞬着が硬化するとベースになっている機体のスチロール樹脂に比べて極端に硬くなるので、後の切削作業を考えると一抹の不安を感じます。

そこで、一般的にこういった作業にあまり出てこないと思われるエポキシパテを使ってみる事にしました。タミヤのエポキシパテは肌色と白の2色の粘土状のものを同量混合して練り上げるタイプです。1時間ほどで固まり始め、半日も置けば切削可能になります。

あらかじめ0.3mmプラバンを短冊状に切り出して裏側から塞ぎ、そこに表からエポキシパテを塗り込んでいく作戦にしました。ところが・・・粘土状のエポキシパテだけに完全に裏打ちされてしまった窓のくぼみに残った空気の逃げ場が無く、膨れ上がってしまいます。結果的に一つ一つの窓の上から爪楊枝で穴を開けて空気を逃がし、さらに埋め込むという作業が増えてしまいました。

(2004/06/03)


ご覧の様に、キットは窓が抜けています。 タミヤのエポキシパテ(速硬化タイプ)を使用。
事前に0.3mmプラバンで裏側から塞ぎます。 全ての窓を完璧に塞ぎます。