12月5日(木)
<あと2日>

配線とレイアウト

今ではなかなか見かけなくなった「虫ピン」をワイヤーカッターで切断。
ピンバイスでタービン建屋の裏側に穴を開け、瞬間接着剤で虫ピンを固定します。
原子炉建屋も同様にして虫ピンを固定。これでスチレンボードの台座に差し込みます。
小物類も全て虫ピンを固定していきます。車両は現代の鉄道模型用をコラボ。
鉄塔をガッチリと固定してから送電線を張りました。これが超タイヘンでした。
送電線もキットに付属の銀色樹脂と糸の混紡製!
これは現代の瞬間接着剤がないとピンと張れません。昔はどうやったんでしょう?


ここまで来れば完全にゴールが見えました。タービン建屋と原子炉建屋を台座に固定する方法を考え、オーソドックスに虫ピンで固定することにしました。虫ピンとスチレンボードの相性は見事なもので、吸い付くように固定されますが、念のため透明樹脂接着剤も使いました。ちなみに虫ピンは非常に硬い素材で、普通のペンチなどでは刃が欠けてしまう恐れがあるのでワイヤーカッターを使いました。

今回は1/144スケールということで鉄道模型用の小物が使えます。この1ヶ月ほど前からコツコツと集めていたものを惜しげも無く投入しました。

最後に待っていた難関は送電線です。最悪ナシでもいいかな〜とも考えていたのですが、頑張ってやってみて良かったです。この送電線もキットに同梱されていました。素材は銀色の樹脂と糸の混紡とでもいいましょうか、ご覧のように非常にリアルなものです。しかしこれが1本でも緩く垂れ下がってしまっては興ざめです。しかし現代は瞬間接着剤という文明の利器があるのです。焦らずに1ヶ所1ヶ所確実に順番に留めていくことでご覧の状態になりました。しかし瞬間接着剤が無かった当時は、それぞれ縛りながらでも進めるしか無いのですが、すべてをピンと張るには相当高度な技術が必要だったと思われます。

(2014/05/13)