11月27日(水)
<あと10日>

新しい工具の使用と基本塗装

凹状態にくぼんだところに丸い突き出し品の跡があります。これを消すのは一苦労。
(下は新製品で処理をした跡です)
静岡に行ったのは無駄ではありませんでした。タミヤフェア会場で購入した新製品です。
一瞬一番細いものでも入らないのであきらめかけたのですが、斜めに入れれば大丈夫
これで何度か左右に罫書くと突き出しピンの跡が消せます。
ようやく塗装の段階に来ました。イメージに合ったのは明灰白色。日本海軍機色です。


いよいよカウントダウンです。仕事から帰ると一心不乱に製作に入ります。

ここで小さな問題が発生しました。大型クレーンのレールを支えるトラス構造のH鋼部材のパーツのくぼんだところに突き出しピンの跡があるのです。普通の場所にある突き出しピンの跡であれば、彫刻刀やカッターナイフで罫書くことである程度消せるのですが、こんな細いところには刃が入りません。実はここは他のパーツとの接着面ではないので残したままでも組み立てには支障が無いのですが、やはり50年以上目のキットなので出来る事は全部やっておきたいところです。

そこでハタと気付きました。「そうだ!静岡で買ったアレが使えるのでは?」なんとも本末転倒な話ですが、10日ほど前に静岡タミヤフェア会場で新しい工具を購入していたことを思い出しました。正直、この原発模型製作にどうしても必要だから買ったのではなく「これは何かに使えそうだ」と購入していた工具でした。いざ使おうと思うと、一番細い先端でもこのくぼみに入らないので一瞬焦りましたが、斜めにすれば入ることがわかりサクサク出来ました。50年前はもちろんこんな工具はありません、皆さんどうやって作っていたんでしょうね?

(2014/05/10)