ベルトリング ブルーアボット
(「動く戦車オフ会2002」参加作品)

ホップファーム農場なのでニワトリさんも一緒に登場


12年も前の「なんでもないことの日記」を今さら書いているようなもので不思議な感覚ですが、画像が残っているの色々と思い出せますね。この時はとにかく短期間にイベントがぎっしり入っていて、これにフル参加しようという無謀なことをやってました。しかもまがりなりにもそれぞれ新作を作っていたんですね。

さて、ベルトリングで見たのはブルーアボットですので、当然1/35で作ろうと考えます。2002年当時、世の中にはアボットのキットはどのスケールでも存在しませんでした(よっぽどマイナーな車両のキットが氾濫している現代でもインジェクションキットは発売されていないのかな?不思議です)。ただオールドファンには強烈な印象で残っているのが1/35ニチモ(絶版)のキットです。そしてかなりマニアックな方なら1/35LS(絶版)も記憶にあったでしょう。アキュレイトアーマーの1/35レジンキットが出たのは2008年ですので6年も待たなくてはなりませんでした。

当研究室は「田宮模型歴史研究室」と名乗っていますが、同時代のライバルメーカーのキットもそれなりに所有しております。ただしニチモの1/35アボットは未組み立てを3種類揃えていますが、余剰キットが無いので作れません。そんな中、あろうことかLS1/35キットのジャンクを入手しました。こういったアンティークキットのレストアは限りなくオリジナルを大切にするのが鉄則ですが、今回は最低限の修正を加える事にしました。

例によって超絶技巧とは対極のレベルですので、さら〜っと御覧ください。

(2014/03/05)


ベルトリング会場で見た、泥沼を走り回る“生きている”ブルーアボットです
LSの名作キットをジャンク状態で入手。こんな感じです
1960年代はアクセントの色だけ塗装するのが主流でした。
ディテールアップではなく、最低限の改造にとどめます。
左側面。スモークディスチャージャーが左右とも健在でした。
サーフェイサーを吹くとイメージがガラリと変わります。
お約束のクレオス(レベルカラー)5番の青です。
完成してからオフ会当日の朝に「汚し塗装だ」と缶スプレー・・・(汗)
調子に乗って最新鋭車両もお色直し。アメリカM1エイブラムス戦車
といったわけで動く戦車オフ会2002は突然の青色軍団でした。
右奥には1周間前に発表した「進め!ゴリアテ!!」がありますね